連載 こうすればできる当事者研究・3
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
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                                                向谷地 宣明
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1浦河べてるの家
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.289-291
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 2016年5月15日
                  Published Date 2016/5/15
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200234
                
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1 当事者研究から見えること
■「問題があっても健康」を目指す
当事者研究を続けていると、いったい回復とは何なのか、生きやすさとは何だろうかといった原理的な課題に突き当たります。私たちもさまざまな考え方を参考にしながら検討を重ねてきていますが、最近、当事者研究が目指しているのと近いと感じているのが「健康生成論」です。
これはアメリカの健康社会学者アーロン・アントノフスキーの理論で、従来の病気の原因を解明し取り除くという考え方とは違い、健康になるための要因を明らかにして、それを高めるという立場をとっています。具体的には次の3つの要素です。

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