特集 学校の先生に聞きました。精神看護学をどのように工夫して教えていますか?
動画(ビデオ、YouTubeなど)の活用
矢山 壮
1
1京都学園大学健康医療学部
pp.467-470
発行日 2015年9月15日
Published Date 2015/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200125
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ひょんなことから教員の道へ
私は大学の保健学科で、看護学生による一般大学生への禁煙教育の効果について研究し、卒業後すぐに大学院の修士課程(博士前期課程)へ進学し、看護師による患者への禁煙サポートの研究を深めました。
修士課程2年生最後の修士論文発表会間際、隣の研究室の教授と昼食を食べていた時、突然「教員に興味はないか?」と聞かれました。前々からおもしろそうだなとは思っていたため、とっさに「あります!」と答えていました。続けて「知り合いに今度看護学部を立ち上げる大学の先生がいるから推薦しとくよ」と言っていただき、話が進んでいきました。ただ、その時はすでに大学病院に看護師としての就職が決まっていたため、看護学部を立ち上げようとしていた大学の先生からは「3年後に来てね」と言われました。そのようにして、精神科での臨床経験を3年経たのちに教員になりました。
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