対談
意志と責任の考現学—「中動態の世界」連載を終えて
國分 功一郎
1
,
上岡 陽江
2
1高崎経済大学
2ダルク女性ハウス
pp.190-197
発行日 2015年3月15日
Published Date 2015/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689200051
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「それは常識でしょ!」では納得できないふたりがいる。
ひとりは、なぜそれが常識なのかを探ることを生業とする哲学者、國分功一郎氏。
もうひとりは、常識が通用しない現場でもがく当事者施設長、上岡陽江氏。
そんなふたりの間では、〈中動態〉という堅苦しい文法の話は、実に現実的な問題解決のツールに変貌する。
『精神看護』で6回にわたり連載を続けてきた「中動態の世界」を受けて、常識の外で思考するふたりの、どっちに転ぶかわからない対談スタート!
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