連載 宮子あずさのサイキア=トリップ・70
生活保護をめぐる物語
宮子 あずさ
pp.124-125
発行日 2009年7月15日
Published Date 2009/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100631
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訪問先の大半が生保!
4月から、週に2日大学院、3日パートで働く生活がはじまりました。職場は民間の精神科病院。仕事の内容は訪問看護です。数人の勤務者が、午前と午後でそれぞれ2~3軒ずつまわるのが決まったパターン。訪問の頻度としては最少月1回から、最多で週2回の訪問までと、さまざまです。
配属された初日から5日間は、先輩看護師についてまわる見習い期間でした。すでに先週からは独り立ち。これまでまわってきた患者さんは皆それなりに落ち着いていて、今のところ大きなとまどいはありません。目下一番の問題は、訪問先にたどり着くかどうか。何度も地図でお宅を確認しつつ、電動アシスト自転車をこぐ日々です。
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