発行日 2007年3月15日
Published Date 2007/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100352
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寄る年波には勝てない
昨年暮れ、私はめでたく45歳の誕生日を迎えた。しかし、1年前の自分と比較してみると歳をとるということはこういうことなのだなとつくづく思う。
まず、夜中にトイレで目が覚めるのである。時々ではなく必ずといっていいほど起きるのである。起きなければならないのである。お歳を召された方からよく聞く話だが、自分がそのようになるなど思いもしなかった。また免疫力も低下している。これまでは感冒で熱を出すなどめったになく、風邪を引いたとしても一晩寝ればすぐによくなったものだが、昨年の暮れは、発熱こそなかったものの咽喉をやられた。そして長引いた。
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