特集 新薬が使える病院,使えない病院
新薬の単剤化が精神障害リハビリテーションに与えた影響
白潟 光男
1
,
浅野 智子
1
,
丹羽 真一
2
1本町こころとからだクリニック
2福島県立医科大学医学部神経精神医学講座
pp.46-52
発行日 2004年7月1日
Published Date 2004/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1689100240
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はじめに
今回の特集にあたって,筆者に割り当てられた課題は新薬と精神障害リハビリテーションの関連についてです。しかしこの課題を考える時,「精神障害リハビリテーションとは?」「新薬の目指すものは何か?」といった課題をまず整理しなければ,その関連性について述べても禅問答になる危険性があるでしょう。
そこで精神障害リハビリテーションについて簡単に触れ,そのうえで新薬の出現が精神障害リハビリテーションにどのような影響をもたらしたかを,臨床現場での様子を交えながら述べたいと考えています。
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