宮崎和加子の映画でおしゃべり・3
運命に燃えて―THE GUYS
宮崎 和加子
1
1健和会訪問看護ステーション
pp.218-219
発行日 1999年3月15日
Published Date 1999/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902311
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死と直面した時に人は何をするのか
昨年暮れに従兄弟がガンで死亡した.57歳の優秀な銀行マン.インフォームドコンセントで本人はすべてを知ってすべて自分で選択していた.あと2~3か月の命しかないという時期に彼に「やらなければならないこと,やりたいことはないですか」と聞いたが,彼は「家で普通に暮らしていくだけでいい」といっていた.そしてその通りに,普通に暮らして死んだ.
“残された命があと数か月”といわれた時,人はいったい何をするのだろうか.何をしたいと望むのだろうか…….
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