特集 訪問看護・介護と法律
在宅医療普及のための提言―HIT研究会での検討から
湯沢 八江
1
1ホームインフユージョンセラピー研究会事務局
pp.462-466
発行日 1997年7月15日
Published Date 1997/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901681
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ホームインフユージョンセラピー(HIT)研究会について
ホームインフユージョンセラピー(以下HITという)とは,中心静脈栄養療法,経管経腸栄養療法,輸液療法,抗生物質療法,化学療法,ペインコントロールなどを在宅で行なうことをいい,幅広い治療活動を伴うものである.対象患者の年齢層は,乳児からお年寄りまでで,対象となる疾患も先天性疾患から末期癌までと幅広い.
従来の医療体制では知識と情報が分散し,医療施設内でのインフユージョンでさえ,看護分野においては専門職としての取り組みが遅れていた部分である.
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