連載 「生活を見る」って何だ!?―誰も教えてくれないケアマネのツボ・5
サービス計画に必要な「家族を捉える視点」
鳥海 房枝
1
1東京都北区清水坂あじさい荘
pp.288-291
発行日 2000年4月15日
Published Date 2000/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902146
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本稿が皆さまの手元に届く時期になっても,要介護認定結果の通知は受けたもののケアプラン作成がまだ,という利用者の方がいるかもしれません.その理由は,1人のケアマネジャーが短期間に50件ものプランを作成するのはかなり困難だからです.さらに,介護報酬単価が2月に入ってようやく告示されたことや,主に要支援レベルで必要な家事援助サービスの給付対象制限案が制度開始間近に至って示されたこともあります.
新たな制度が創設され,それを人々が使いこなし,その一方で制度を見直し,システムとして確立するまでには年単位の時を要します.それは国民皆保険がスタートした当時を振り返るとよくわかります.
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