寝たきり起こし―そのメカニズムとモノ選び・16
立つ・歩く(続)
窪田 静
1
,
河添 竜志郎
2
1健和会補助器具センター
2熊本住まいづくり研究所
pp.816-824
発行日 2000年10月15日
Published Date 2000/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688902080
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前回は「基底面」「重心線」をキーワードに,立つこと・歩くことの原理と,歩行補助用具の役割を考えてみました.ちょっと耳慣れない「歩容」(5巻8号p.649)という概念も出てきました.大きな障害がなくても歩容が崩れている人は少なくなく,それは,靴の減り方や足音などにも現れているようです.
今回は,私たちがしばしば見かける異常な歩行に焦点をあて,その特徴,転倒のリスクはどこにあるのか,介助の際,何に注意すべきかを考えてみました.また代表的な歩行補助用具の選択と使用上の注意にも触れてみました.
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