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特集 経腸栄養法—最新の動向
在宅経腸栄養法
Home enteral nutrition
酒井 靖夫
1
,
村上 博史
2
,
丸田 智章
1
,
畠山 悟
1
,
下山 雅朗
1
,
蛭川 浩史
1
,
須田 武保
1
,
畠山 勝義
1
Yosuo SAKAI
1
1新潟大学医学部第1外科
2西荻中央病院外科
キーワード:
在宅経腸栄養法
,
在宅成分栄養経管栄養法
,
経腸栄養剤
Keyword:
在宅経腸栄養法
,
在宅成分栄養経管栄養法
,
経腸栄養剤
pp.905-910
発行日 1997年7月20日
Published Date 1997/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902772
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在宅経腸栄養法(以下,HEN)は通常病院内で行われている経腸栄養を,適切な患者選択のもとに,簡略化された方法で家庭において行うものであり,患者のQOLおよび医療経済上も有用で,1988年4月に医療保険適用がなされてから一層普及してきている、1994年4月の改正で,何らかの消化吸収障害がある症例に限定されていた疾患枠が撤廃され,医療機関の届け出の必要もなくなったが,消化態栄養剤を経管的に投与した場合に限定されており,医学上の適応と医療保険適用とに若干のずれがみられる.本稿では,HEN施行時の経腸栄養剤の選択や投与経路などで医療保険上留意すべき点,患者指導の内容や長期管理などについて概説した.
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