連載 訪問看護 時事刻々
今月の話題 地域の新情報ネットワーク
石田 昌宏
1
1日本看護連盟
pp.915
発行日 2002年11月15日
Published Date 2002/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901419
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情報化時代といわれて久しい。訪問看護ステーションには当たり前のようにパソコンがあり,メールなどで情報交換したりWAM-NETをのぞいてみたり,帳票作成や経理事務,アセスメントに訪問記録の作成等,さまざまに使いこなしているのではなかろうか。
一方,遅れていた病院や診療所でもコンピュータの導入が本格的に始まろうとしている。厚生労働省もこのたび「保健医療分野の情報化にむけてのグランドデザイン」を発表し,現在(平成13年7月)普及率が1.1%しかない電子カルテを,平成16年までに全国の各2次医療圏において臨床研修指定病院を中心に少なくとも1施設の導入を,そして平成18年までに400床以上の全病院と診療所の60%に導入を図ろうとしている。
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