レポート
難治性膀胱萎縮患者の在宅における夜間頻尿に対する訪問診療経験
奥井 識仁
1,2,3,4
1元:西大宮病院泌尿器科
2現:Harvard大学医学部外科
3現:Brigham and Women's病院泌尿器科
4現:地域医療振興協会東通村診療所
pp.912-914
発行日 2002年11月15日
Published Date 2002/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688901418
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膀胱萎縮は,長期カテーテル留置により膀胱が使用されていないときや,膀胱に放射線照射治療を施したときに起こるものである1)。
前者に比べて,後者は難治であり,膀胱の容量低下に伴う頻尿も強い。今回は,この難治症例に対して訪問診療・看護によりコントロールした症例を経験したので報告する。
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