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次号予告・編集後記
高橋
,
小池
pp.258
発行日 2024年5月15日
Published Date 2024/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688202117
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春の人事異動で本誌編集室の配属となりました高橋と申します。本号から担当し、訪問看護の「いろは」を一から学ばせていただいております。本号の特別記事では、「退院後にビールを飲みたい」との希望を持っていた食道がん終末期の男性の事例が紹介されていました。私は過去に医学雑誌を担当していたのですが、(当然ですが)訪問看護は医学・医療とは異なり、治療がゴールでなく、その人らしい生活を送ることができるよう支援するものなのかなぁと素人ながらに感じました。これから宜しくお願いいたします。…高橋
訪問看護の事例を読むのが好きです。訪問看護師が利用者一人ひとりの生活に飛び込んでケアを組み立てていくところにいたく感動してしまうんですね。現場でぴかっとひらめいたり、粘り強いコミュニケーションの末にたどり着いたり、あちらを立てればこちらが立たずという状況で試行錯誤したり……。ケアを組み立てていく過程はさまざまですが、どんな形であっても味わい深く受け止めてしまいます。▶今回の特集は、心不全ケアのアイデア集でした。CHFEホームケアネットワークの皆さんが、過去の事例をもとに実際に自分たちが講じた一手をアイデアとして紹介してくださいました。「ケアの組み立てていくところ」の盛り合わせをいただいたようで、とにかく楽しい特集でした。…小池
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