特別記事
「利用者満足度調査」をサービスの質向上に活かす—神奈川県看護協会立4ステーションの取り組み
草場 美千子
1
,
石谷 直美
2
,
本橋 みどり
1
,
杉浦 由美子
2
,
原田 伸子
3
,
神田 真理恵
4
,
都築 理絵
5
,
豊田 まゆ美
6
1神奈川県看護協会・地域看護課
2神奈川県看護協会
3かがやき訪問看護ステーション
4あかしあ訪問看護ステーション
5おおいそ訪問看護ステーション
6洋光台訪問看護ステーション
pp.308-313
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201875
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「利用者満足度調査」は、介護サービス情報公開制度や保健所の行政指導において、事業所の質を評価する一つの指標として、実施の有無が問われます。そのため、多くの訪問看護ステーション(以下、ステーション)で、利用者満足度調査を実施していると思います。しかし、管理者として、サービスの質向上に向けて、調査結果をどのように活かせばよいか模索する方も多いのではないでしょうか。
4つのステーション(表1)を有する神奈川県看護協会(以下、当協会)では、訪問看護サービスの質保証の一環として、2007年度から利用者満足度調査を実施しています。調査を開始したきっかけは、当時日本訪問看護財団が実施していたコンサルテーション事業を受けたことでした。
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