特集 心不全療養者を看る目線と思考と実践—「いつもと違う?」緊急度判断からACPまで
穏やかな終末期とACPへのつながり—病いの経験をともに重ねる看護
大牛 晴代
1
,
多留 ちえみ
2
1訪問看護ステーションブレックス
2一般社団法人生活者支援ネットTARU'S
pp.288-292
発行日 2022年7月15日
Published Date 2022/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201873
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本特集で紹介してきた、セルフモニタリング力の向上の支援や、「いつもと違う」という気付きからの医学的知識を踏まえた緊急時判断は、1つひとつが穏やかな終末期へとつながる看護実践です。
急性増悪にまで至らないようにすることで、終末期、モルヒネを使って眠らせるようなことにならずに済むのではないでしょうか。思わぬ緊急入院となり、ジレンマを抱えたまま選択に迫られるようなこともなくなるのではないでしょうか。
まとめとして、慢性看護の基本に立ち返りながら訪問看護師に求められることを考えます。
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