特集 自宅で療養する新型コロナ患者の支援で、看護師たちには何が求められたのか—コールセンターの経験、自宅訪問の体験
—【覆面座談会】—「電話による健康観察・療養指導」とはどのようなものだったのか
pp.26-33
発行日 2022年1月15日
Published Date 2022/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201815
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「自宅療養者に対して、看護師の架電・受電によって健康観察・療養指導を行う」。こうした実践は、かねて部分的には行われてきたものの、看護師にとって決してポピュラーな実践様式ではありません。しかしコロナ禍においては、その実践が広く多くの看護師によってなされています。
本座談会では、そんなノウハウの少なかったはずの自宅療養者への電話によるサポートを担った看護師3人に話を聞きました。コロナ禍の現場ではどのような関わりが求められたのか。通り一遍では効かない、柔軟な、繊細なケアの姿が見えてきました。なお、本記事は、参加者の心理的安全に配慮し、覆面座談会の形式としています。(編集室)
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