連載 アーキテクチャー 保健・医療・福祉 第142回
【覆面座談会】 設計者を選ぶ
筧 淳夫
1
,
中山 茂樹
2
,
A氏
3
,
B氏
4
,
C氏
5
1国立保健医療科学院施設科学
2千葉大学工学部デザイン工学科
3市中病院
4設計事務所設計部
5ゼネコン設計部
pp.931-940
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1541100416
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
筧 医療施設の新築や整備においては,担当となる設計者をどのように選ぶのかということは,やはり大きなキーポイントになると思います.設計者がどういう方か,また,その方と施主との関係がどのようなものであったかということが,でき上がった建物に大きな影響を与えているように思います.
さて,設計者を選ぶ方法にはいくつかあるわけですが,本日は,3 名のそれぞれ立場の異なる方にご出席いただき,設計者選定について忌憚のないご意見をおうかがいできればと考えています.A さんは,特命方式を採用して病院の整備事業を続けている病院の立場,B さんは数多くのプロポーザル方式によって設計書を提案し多くの病院の設計を手がけられている設計事務所の立場,そして C さんは PFI 方式において設計者とともに病院整備事業に携わったことのあるゼネコンの立場としてご発言いただければと思います.
Copyright © 2006, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.