特集 在宅褥瘡ケア、ここを意識するとこう変わる—皮膚・排泄ケア認定看護師に聞いた! 現場で効く知恵と技
在宅褥瘡ケアの基本戦略—訪問看護師はここを意識しよう
塚田 邦夫
1
1高岡駅南クリニック
pp.706-713
発行日 2019年10月15日
Published Date 2019/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201280
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褥瘡を自分事として考える
褥瘡とは皮膚に穴が開く疾患であり、その発生時には激しい痛みを伴うものです。
褥瘡は寝たきりの方に頻発する外傷ですが、なぜか医療者は他人事のように考えている面もあります。しかし人が生き、死んでいくまでの過程で、ほとんどの人が寝たきりになります。つまり、すべての人が褥瘡を抱える可能性があり、褥瘡は決して他人事ではなく、「自分事」として受け止められる必要があります。
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