連載 在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・117
堺の地によみがえる—ニーズがそこにあるから
秋山 正子
1,2,3
1株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション・白十字ヘルパーステーション
2暮らしの保健室
3マギーズ東京
pp.436-437
発行日 2019年6月15日
Published Date 2019/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201205
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満開にほど近い八分咲きの桜の木の下で撮った1枚の写真。今年の4月初め、大阪府堺市にある「福町庵(ふくまちあん)」で撮影したものです。桜は樹齢が何年になるのかもわからないほどの大樹。昨冬の積雪で折れた枝もあるそうですが、少しの添え木でその折れた枝から細いながらも新芽が伸びているのが見えました。
福町庵は、2018年10月に完成した、がん患者さんや看取りをしたご遺族の方々がゆっくりと過ごすためのサロンです。堺市で在宅緩和ケア充実診療所「大坪医院」を営むご主人と、この地域で長年、エンドオブライフケアを実践してきた看護師・大坪よし子さんが、自宅を改修して作りました。
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