特集 おとなの学びへの招待—在宅ケアを楽しく続けるために
Part Ⅰ インタビュー
中原先生、訪問看護師が学ぶにはどうしたらいいですか?—現場の学びの悩みに答えるQ&A
中原 淳
1
,
佐藤 直子
2
,
小川 綾乃
3
1立教大学経営学部
2聖路加国際大学大学院看護学研究科
3ソフィアメディ株式会社統括部
pp.8-17
発行日 2019年1月15日
Published Date 2019/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688201086
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訪問看護には、現場での学びが不可欠です。それは、初めて訪問看護の世界に飛び込む人、新卒で訪問看護を選ぶ人、違う事業所に移動した人だけでなく、同じ業界や同じステーションに長く勤める人にとっても同じこと。利用者さんの変化や医療や社会の変化に応じて、否応なく自分のスキルや意識が試されるのが訪問看護の現場です。
でも、忙しい現場で学ぶことって、簡単ではありません。自分自身の学びだけならいざしらず、新人や後輩の学びについてまで考えだすともう大変です。
そこで、「大人の学びを科学する」をテーマに、企業・組織における人材開発・組織開発について研究している中原淳先生に、「訪問看護の現場の学び」について相談してみると……
納得の答えとともに、訪問看護の現場が抱えている本質的な課題も見えてきました。
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