特集 「面」で支える子どもの暮らし—看護職はいかに連携することができるのか
扉
谷口 由紀子
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1淑徳大学看護栄養学部・地域看護学
pp.615
発行日 2018年9月15日
Published Date 2018/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200989
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医療的ケアや配慮を必要とする子どもの活動するさまざま場で、看護職は安全・健康管理を行なっています。しかし現状、それぞれの場のケアがうまくつながっておらず、「点」で展開されているもどかしさもあるのではないでしょうか。
今年度の報酬改定では、入退院支援加算、学校等と看護の連携などの「看看連携」に対し、報酬が算定できるようになりました。これは医療機関や学校、自宅、活動・遊びの場にいる看護職がつながって、子どもの暮らしを支えていく役割が求められている、すなわち「点」から「線」、そして「面」の看護への転換が期待されているのだと換言できます。
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