書評
地域医療と暮らしのゆくえ—超高齢社会をともに生きる
村松 静子
1
1在宅看護研究センターLLP
pp.974
発行日 2016年12月15日
Published Date 2016/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200592
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諸外国に例をみないスピードで高齢化が進んでいるわが国では今、「地域包括ケア」という言葉が飛び交い、各地域の現場が戸惑う様子だけが見え隠れしている。そんな世相のなか、時宜を得て発行された1冊である。バックパッカーとして世界の貧困・紛争地帯をさすらった経歴をもつ若者が、「農民とともに」の精神で地域医療の実践に尽くした佐久総合病院の若月俊一氏と出会い、医師として奔走するようになった経歴が本書の背景にある。
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