訪問ほっとらいん
臨床現場と研究者の協働について考える
中山 直子
1,2
1聖路加国際大学看護学研究科
2(株)マザー湘南
pp.566-567
発行日 2016年7月15日
Published Date 2016/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200495
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これまでの臨床現場での実践と研究
私は、看護師免許を取得後、公立病院の内科病棟に就職しました。ちょうど1992年の老人保健法の一部改正で訪問看護ステーションが誕生し、看護師が管理者になり開業できるようになった、すぐあとのことでした。いずれは地域で働きたいという希望をもちながら、まずは病棟看護師になりました。
配属された内科病棟では、新人も参加する病棟勉強会や業務改善についての取り組みがあり、病棟で起こった事案や課題についてタイムリーに分析し、検討・改善が行なわれていました。このような活動に、新人時代から積極的に関わらせてもらえる病棟の風土がありました。
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