特集 「在宅看護」ってなんだろう?—実践に新たな光をあてる在宅看護学の誕生へ
「看護職の自律」がもたらした地域在宅医療の安定—所属を越えた24時間・365日対応訪問看護と看護職ローテーション勤務体制の構築
由井 千富美
1
1川上村地域包括支援センター
pp.911-917
発行日 2015年11月15日
Published Date 2015/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200318
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
高齢者が住み慣れた地域で最後まで暮らしていくためには、保健・医療・福祉が必要です。これが1つでも欠けると地域で暮らすことは難しくなります。またこの3つの連携がなければ「1人の人」を「診る・看る」ことはできないと思います。この3つの橋渡しをするコーディネーター役が必要であり、その役割を担ったのが、私たちの村では看護職であったと思います。
本稿では、私たちの取り組みについて、なぜ始めたのか、またどのような方法で行なったのか、どのような成果があったのかを紹介したいと思います。
Copyright © 2015, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.