特集 機能強化型ステーションの“未来予想図”—地域拠点としての機能とは?
「多機能化モデル事業」の概要と成果—地域包括ケアの“要”となるための3つの機能/「FAXと紙」からICTの安全な有効活用へ
柏木 聖代
1
,
椎名 美恵子
2,3
1横浜市立大学医学部看護学科
2訪問看護ステーションみけ
3墨田区訪問看護ステーション連絡会
pp.780-785
発行日 2014年10月15日
Published Date 2014/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688200004
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「訪問看護ステーションの多機能化に向けたモデル事業」(以下、多機能化モデル事業)は、地域内の訪問看護ステーションや在宅ケアチームをコーディネートする機能をもった地域の拠点となる訪問看護ステーション(以下、拠点ステーション)を整備するため、2013年度に一般社団法人全国訪問看護事業協会が受託した(p.798)、厚生労働省老人保健健康増進等事業の1つです。本事業は、地域包括ケアシステム構築をめざし、2009年度から4年間にわたって各都道府県や政令市で実施された厚生労働省老健局事業「訪問看護支援事業」、2012年度「地域における訪問看護のサービス提供実態についての調査研究事業」などで得られた成果を結集した事業ともいえます。
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