特集 精神科訪問看護を始めよう! 深めよう!―特化型/非特化型の知恵と技
―【非特化型の知恵❶チームアプローチ】―まず相手を知り、信頼関係を築く―看護師が「嫌悪感」と「無力感」に悩んだ事例から
矢口 孝子
1
1訪問看護ステーション芦花
pp.613-617
発行日 2014年8月15日
Published Date 2014/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102856
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2004年、精神保健医療福祉の改革ビジョン*1により「入院医療中心から地域生活中心へ」という方針が示され、精神科入院患者の退院促進事業が進められることになりました。
当ステーションは東京都世田谷区の北西部にあり、近隣に都立松沢病院と昭和大学附属烏山病院という大規模な「精神科病院」が2か所あります。そのため同年より、都立松沢病院を退院した利用者が、同院の社会復帰支援室の訪問看護を経て、当ステーションに移行してくるようになりました。それを機に、精神科訪問看護に力を入れて取り組むことになり、以来10年にわたって非特化型の精神科訪問看護のサービスを続けています。
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