特集 在宅ケアの質を高めるICT
―【実践報告❹】―終末期ケアのタイムリーな多職種連携も可能にした地域ICTネットワーク―小規模ステーションが拡げた医療連携の輪
香川 直
1
1株式会社クローバー訪問看護ステーションよつ葉
pp.304-308
発行日 2014年4月15日
Published Date 2014/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102767
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訪問看護ステーションよつ葉(以下、当ステーション)は、2009年12月に立ち上がった、まだ開設5年未満のステーションです。当ステーションは株式会社による独立型ステーションで、医療機関だけでも21の病院・診療所と連携しています。現在の職員は、看護師5名(常勤3名・非常勤2名、常勤換算4.8名)事務非常勤1名の計6名です。主に在宅での終末期ケアサービスと看取りを中心に行なっています。終末期の利用者は全体の4分の1程度で、常時6~9人の終末期の患者さんを含む50人弱の利用者にサービスを提供しています。開設から昨年6月までの間に、62名を在宅で看取ってきました。
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