特別記事
“地域包括ケア時代”の「訪問看護」の機能拡張に向けて―外来看護師・行政保健師との連携も視野に
橋本 眞紀
1
1近大姫路大学看護学部看護学科
pp.1058-1063
発行日 2013年12月15日
Published Date 2013/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102675
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地域保健法・介護保険法ができた1997(平成9)年、看護教育課程に「在宅看護論」が入り、「公衆衛生看護」と「継続看護」を包含した「地域看護学」の概念ができた。再び、2011(平成23)年の保健師教育課程改正で「公衆衛生看護学」となり、2013(平成25)年の国家試験出題基準の改定では在宅看護提供方法として「外来看護」を含むことになった。
また、これまで保健師助産師看護師法業務独占適用除外のかたちでさまざまな医療専門職種が国家資格となり、介護保険では介護支援専門員が誕生した。さらに、「特定看護師」法制化の動きなど、看護内外の状況は激変し、看護に関する概念や専門性の認識に少なからぬ混乱も生じていると感じる。
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