連載 在宅ケア もっとやさしく、もっと自由に!・48
在宅看取りの経験は、病院での看取りも変えていく
秋山 正子
1
1株式会社ケアーズ 白十字訪問看護ステーション・白十字ヘルパーステーション
pp.804-805
発行日 2013年9月15日
Published Date 2013/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102602
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暮らしの保健室(以下、保健室)を訪れた方は、最初にディスプレイされた帽子に出会います(写真)。これは、高層団地を支える大きな柱を、うまく利用したインテリアのひとつ。保健室の設計の参考のため、イギリスの「マギーズがんケアリングセンター」まで見学に行ってくれた建築士の浦口醇二(じゅんじ)さんのこだわりでもあります。イギリスでは、帽子かけやステッキ立ては、玄関にはつきもののデザインです。
インテリアとしては、はじめから帽子がかかっていたほうがいいよねと、帽子を探すことになりました。そこで、保健室の開設当初から協力してくださっているボランティアの方々に尋ねてみたら、なんと、すぐに応じてくださる人がいたのです。
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