特別記事
「終末期の医療と介護に関する松山宣言」の実現に向けて―第15回日本在宅医学会大会を終えて一歩前へと
永井 康徳
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1医療法人ゆうの森たんぽぽクリニック
pp.798-803
発行日 2013年9月15日
Published Date 2013/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102601
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2013年3月30・31日の2日にわたり、第15回日本在宅医学会大会(以下、本大会)を愛媛県松山市ひめぎんホールにて開催しました。超高齢社会を迎え、在宅医療の重要性は増すばかりです。筆者が大会長を務め、例年の3倍以上の踏み込んだ内容のプログラムを用意したところ、過去最高の参加者数1000人を大幅に上まわる3000人が全国から集まりました。
また今回、学会として初めて大会長宣言「終末期の医療と介護に関する松山宣言」(以下、松山宣言)を出す試みも行ないました。大会長宣言は、日本在宅医学会としてのメッセージを社会に発信していくべく、今後も継続する予定です。本稿では、「松山宣言」に込めた思いを詳らかにするとともに、改めてこれを発信したいと思います。
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