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「高齢社会検定試験」のススメ
秋山 弘子
1,2
1一般社団法人高齢社会検定協会
2東京大学高齢社会総合研究機構
pp.580
発行日 2013年7月15日
Published Date 2013/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102552
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「高齢社会検定試験」と聞いて、何のことかと思われた人がほとんどではないだろうか。これは、一般社団法人高齢社会検定協会が、本年9月に第1回試験を東京大学駒場キャンパス(東京都目黒区)で実施する、まったく新しい検定試験である。
この検定試験は、個人の長寿化、社会の高齢化に伴う課題を解決し、より豊かな未来を築くために必要な知識を提供することを企図して創設され、総論(試験時間30分)・個人編(50分)・社会編(50分)の3部構成になっている。受験にあたっては、❶総論+個人編、❷総論+社会編、❸総論+個人編+社会編の3コースが設定され、それぞれ個々に受験する。総論の合格を前提に、加えて個人編を合格した場合は「高齢社会エキスパート(個人)」、社会編を合格した場合は「高齢社会エキスパート(社会)」、個人編と社会編両方を合格した場合は「高齢社会エキスパート(総合)」の協会認証資格(称号)が付与される。
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