特集 あれから2年 災害対策の「変えた」「変わった」
宮城県訪問看護ステーション連絡協議会の取り組み
伊藤 久美子
1
1宮城県訪問看護ステーション連絡協議会
pp.218-219
発行日 2013年3月15日
Published Date 2013/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102452
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東日本大震災は、在宅療養者と家族、そして多くの事業者にも甚大な被害をもたらしました。訪問看護ステーションの事務所はもちろん、訪問中の看護師も被害に遭い、宮城県では2人が亡くなりました。志を高くもち、全力で訪問看護に身を捧げていた方々でした。また、津波に遭遇し命からがら助かった方、ご家族を亡くされた方、自宅もすべて流されてしまった方など、大勢の訪問看護師が被災しました。
あれから2年――。震災時の経験を踏まえ、宮城県訪問看護ステーション連絡協議会(以下、当協議会)では、次のような取り組みをしています。
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