特集 “時代のキーワード”で読み解く 「超高齢社会」「多死時代」とは?
―【キーワード➎】「孤独死」「在宅餓死」「いきなり3次救急」―救急現場からみた在宅・地域ケアの課題―3次救急は在宅療養高齢者を看取る場所ではない
大松 健太郎
1
1東京女子医科大学東医療センター救命救急センター
pp.136-141
発行日 2012年2月15日
Published Date 2012/2/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102113
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「救急医療」と「在宅医療」は表裏一体
筆者は、都内の救命救急センターに勤める救急救命士である。超急性期の最重症患者を対象とする救命救急は、慢性疾患や後遺症等を抱える患者を在宅でケアする訪問看護や介護とは大きく異なる現場に思えるが、実際には“背中合わせの関係”である。
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