増刊号 産婦人科画像診断トレーニング─この所見をどう読むか?
周産期
症例:妊娠中期➎
石井 陽一郎
1
,
丸山 裕子
2
1群馬大学医学部附属病院小児科
2群馬県立小児医療センター検査課
pp.57-63
発行日 2017年4月20日
Published Date 2017/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409209005
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症例
患者 母体34歳,妊娠21週,1経妊1経産(正常分娩).
既往歴 特記すべきことなし.ドライアイ・ドライマウスの自覚症状を認めた既往あり(精査なし).
家族歴 特記すべきことなし.
現病歴 自然妊娠.初期は近医産院で健診.
妊娠15週時には胎児不整脈を認めず.
妊娠20週4日に心拡大,胎児心拍64/分の胎児徐脈を認めたため当院紹介.胎児水腫なし.
図1に胎児心エコー像を示す.
▶動画 胎児四腔断面像(時間12秒)
http://mv.igaku-shoin.jp/rinpusan/7104101
(2020年4月まで公開)
Q1 この胎児症例の心エコー所見と,考えられる診断は何か?
Q2 母体に対して推定・精査されるべき合併症は何か?
Q3 胎児心エコーで経過観察するべきポイントは何か?
解答,解説は次のぺージに☞
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