特集 認知症医療・ケアの知識を見直そう 認知症こそ在宅・地域で
「在宅」を、「その人らしさ」を諦めないで―デイサービスでの認知症看護認定看護師の取り組み
西 ケイ子
1
1デイサービス「なごみの家」
pp.994-998
発行日 2011年12月15日
Published Date 2011/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688102056
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2007年、私は認知症看護認定看護師(当時の呼称は、認知症高齢者認定看護師)になりました。その後、通所介護(以下、デイサービス)を立ち上げ、ちょうど4年になります。
認定看護師コースの卒業時、その「職務記述書」に私が書いた“使命”は、「認知症高齢者の『生命』『生活の質』『尊厳』を尊重し、教育・実践・指導に貢献する」であり、その“目的”は「高齢者および家族・地域社会(介護保険関係者を含む)に、高齢者・認知症についての専門的知識・技術を広げ、認知症高齢者の人権を尊重するケアの実践に貢献する」というものでした。この内容に沿って、株式会社を立ち上げ、デイサービスを始めました。
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