巻頭インタビュー ケアする人々・5
今、改めてナイチンゲールに学ぶ―映画「看護覚え書」に込めた20年の思い
今泉 文子
pp.443-450
発行日 2011年6月15日
Published Date 2011/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101893
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ナイチンゲール没後100年であり、『看護覚え書』刊行から150周年でもあった昨年の11月、映画「病気は回復過程である ALL DISEASE IS A REPARATIVE PROCESS ナイチンゲール『看護覚え書』より」(ハイビジョン45分)が完成しました。この作品の監督である今泉さんは、「『看護覚え書』を映画にしたい」という思いを、20年来、温めてきたと言います。なぜ、ナイチンゲールであり、『看護覚え書』に、それほど魅了されたのか? 本作のきっかけとなった2人の看護師にもコメントを寄せていただきました。
この映画もインタビューも、東日本大震災以前のものです。被災地では、ナイチンゲールがクリミア戦争で体験したことに近い状況が起こっているようにも思えます。今こそ、ナイチンゲールに改めて学ぶときかもしれません。
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