ほっとらいん ふろむ ほんごう
「在宅ではラップ療法はもはや標準」今後はいかに適切・効果的に行なうか―第12回日本褥瘡学会シンポジウムより
pp.841
発行日 2010年10月15日
Published Date 2010/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101712
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さる8月20~21日,第12回日本褥瘡学会学術集会(千葉・幕張メッセ)にて,シンポジウム「ラップ療法を行なううえでの工夫と課題」が行なわれた。
いわゆる「ラップ療法」は,用いられるラップ(食品用)が非医療用であることなどから長年その是非が問われてきたが,適切に行なった場合の有効性を示す報告も数多く,同学会理事会も本年3月,「医療用として認可された創傷被覆材の継続使用が困難な在宅などの療養環境において使用することを考慮してもよい」と見解を表明した。
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