連載 訪問看護 時事刻々
今月の話題 保健・衛生行政業務報告
石田 昌宏
pp.855
発行日 2009年10月15日
Published Date 2009/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101446
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最近まとめられた平成20年保健・衛生行政業務報告によると,平成20年末時点で就業している看護職は132万3459人になったことがわかった。2年前と比べ,6万3372人増加している。10年前の1998年が104万4491人だったので,この10年間で約27%増えていることになる。この増加を現場は実感しているだろうか。
資格別に見ると,保健師は4万3446人,助産師は2万7789人。男性の保健師は全国で447人になった。また,看護師は87万7182人で10年前に比べ約48%も増加した一方,准看護師は37万5042人となり同5%ほど減った。看護師と准看護師の働く構図が大きく変わってきた。ちなみに男性だけみても,看護師は4万4884人,准看護師が2万3268人で,やはり看護師が中心になっている。
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