連載 100歳までの道のり・3
「はなぞの福祉寮」での生活
城 美奈子
1
1北海道医療大学認定看護師研修センター/皮膚・排泄ケア分野
pp.1044-1047
発行日 2008年12月15日
Published Date 2008/12/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101221
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1人暮らしに区切りをつける時期がきたことを知らされた私は,母の施設での生活についてケアマネジャーと話し合いました。その数日後,「町の福祉寮の部屋が1つ空いたので,入居が可能です」と,連絡がありました。タイミングを逃すことはできません。入居手続きは義兄に出向いてもらい,その後のことはすべて私が引き受けるということで役場との調整を済ませました。
このときには,兄弟姉妹で意見の相違があり,心情的に辛い思いをしました。それは,婿や嫁といった義理の意見が入り,さらに金銭と責任が絡むからでした。
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