書評
介護予防プランにおける状態像の把握が容易に
北山 達朗
1
1七尾市地域包括支援センター
pp.329
発行日 2008年4月15日
Published Date 2008/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101058
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要支援者に対してアセスメントを行なう場合,要介護者に対するようなアセスメントシートはなく,介護予防サービス・支援計画書にある4つの項目〔①運動・移動について,②日常生活(家庭生活)について,③社会参加,対人関係,コミュニケーションについて,④健康管理について〕によってアセスメントすることになっています。
ある訪問時にこの4つの項目でアセスメントし,いざプランを作成しようとした時,気付いたことがありました。①本人の全体像がつかめていない,②ケースが情報不足で整理しにくい,③4つの項目だけでは,本人の問題点のみに気が取られて,ほかの情報を収集し忘れる。
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