ほっとらいん ふろむ ほんごう
高齢者自身が選択できる医療を―「老人の専門医療を考える会 第30回全国シンポジウム」開催される
pp.286
発行日 2008年4月15日
Published Date 2008/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688101046
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2008年2月23日(土),「老人の専門医療を考える会第30回全国シンポジウム」が大手町サンケイプラザ(東京都千代田区)において開催され,およそ90名の参加を数えた。
昨年に引き続き今回のテーマは4月から施行が予定されている「後期高齢者医療制度」。まず会長である平井基陽(秋津鴻池病院院長)氏より基調講演として制度の概略が解説された。その後,高齢者医療の在り方,診療報酬体系の骨子について説明が加えられ,「75歳という年齢による医療の制限」「高齢者の選択に基づかない在宅医療」と2つの大きな問題を掲げた。
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