連載 わたしのことをわたしから・14
入院よりも自宅がベスト
秦 洋一
pp.64-65
発行日 2008年1月15日
Published Date 2008/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100992
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新聞記者としての勤めを終えるころから,身体のフラツキを感じ始めた。脳梗塞の前兆である。徹夜続きが引き金になったのかもしれない。そのため何度も倒れて入院したのだが,講演の約束や,ほかの用事を果たすために病院から抜け出したりしているうちにとうとう人事不省の梗塞を起こしてしまった。小脳梗塞である。それ以来,右の手足の麻痺が続いた。きちんと薬を飲まなかったのがたたって,昨年は2度の入院生活を送った。
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