特集 こんな生き方もある―地域に根づくナースたち
レポート
「看護」という生き方―さまざまな起業に関わった半生をふりかえって
朝倉 義子
1
1シルバープラン21
pp.884-887
発行日 2003年11月1日
Published Date 2003/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100805
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看護の“原体験”
生死に関わる仕事への思い
人間の生と死に深く関わる「看護学」を学ぼう,と決めたのは15歳の時だった。
同居していた祖父が,本人の希望で自宅で家族みんなに看取られての死を迎えた。胃癌であった。病院での死が当たり前となっていた時代に,町内会の人々,親戚,なによりも本人や家族の願いをかなえようとしてくれたホームドクターに支えられて,それが可能になった。
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