特集 進化する入浴ケア[2]在宅でのくふう
【対談】入浴ケアはここまで変わってきた!―いま,お風呂は個室浴の時代へ
藤本 久子
1
,
金田 由美子
2
1名古屋市・大喜デイサービスセンター
2前ケアセンター成瀬
pp.770-781
発行日 2003年10月1日
Published Date 2003/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100787
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大喜デイサービスセンターの成り立ち
本誌 ここは料亭みたいな外観で,建物も大きく,フロアも廊下も広くて開放的な造りですね。藤本さんが古い民家を借りて始められた「シルバーしあわせの里」はいわゆる宅老所ですが,このセンターはそれとはかなり違う印象です。お年寄りだけじゃなく,来る人が心地よく過ごせるような工夫がいろいろとあるように思いますが…。
藤本 もともと宅老所でのやり方を施設でもやってみたいと考えていたので,普通の家をイメージしたのです。設計でお願いしたのは,「大人のためのデイサービスセンター」です。どこの高齢者施設に行っても幼稚園の延長みたいで,それがイヤだったんです。皆でああでもない,こうでもないと,いろいろアイデアを出し合って造りました。とくにお風呂場には床暖房をいれたり…。
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