連載 事例で考える医療福祉倫理・5
認知症を自覚できない独居高齢者の在宅支援をめぐって,支援者間に生じたズレ
塚原 貴子
1
,
山口 三重子
2
,
菊井 和子
3
,
大林 雅之
4
1川崎医療福祉大学(医療福祉学)
2県立広島大学保健福祉学部看護学科(看護学)
3関西福祉大学(看護学)
4京都工芸繊維大学大学院(生命倫理学)
キーワード:
認知症
,
独居高齢者
,
自己決定
,
チームアプローチ
,
支援制度
Keyword:
認知症
,
独居高齢者
,
自己決定
,
チームアプローチ
,
支援制度
pp.1042-1046
発行日 2006年11月1日
Published Date 2006/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100737
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Data Base
Aさん,78歳,女性
ADL:少しの援助で自立
家族:一人暮らし。金銭的な事柄に関する疑心暗鬼のため人間関係が作りにくく,養子縁組をしていた2人の甥とその後,縁組を解消している。現在は養子縁組をしていない甥であるB氏が連絡先となっている。
住居:地方都市の一戸建てに暮らしている。
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