特集 改正介護保険から1年
コラム●医師,ケアマネジャー,訪問看護師の連携
松井 登世美
1
1株)コムスン訪問看護ステーション横浜戸塚
pp.284
発行日 2007年4月15日
Published Date 2007/4/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100422
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訪問依頼時,Aさんの病状について,ケアマネジャーからは,「24時間365日の対応を要する」と,説明されました。Aさんを取り巻く環境から,どのような対応・関わりをすべきか,訪問開始前から躊躇していたのを今でも覚えています。
訪問を開始してからの会話で,Aさんは,「状態が悪いことも,死が近くにあることも理解しています。でも,頑張れば元気になれる,少しでも生き続けることができると思っています」とよく話されていました。また,どんな状態になっても「自分でできることは自分でしたい」という思いがあり,訪問時は状況をみてアセスメントし,看護師が判断したことを分かりやすく説明・提案し,その後Aさんが選択したケアを行なうことにしていました。
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