特集 在宅ターミナルケアと看護の役割
在宅ターミナルケアを受けるがん患者と家族のための「事前説明ブックレット」―作成経緯と内容について
福井 小紀子
1
1首都大学東京健康福祉学部看護学科
pp.921-929
発行日 2005年11月1日
Published Date 2005/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1688100231
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同じ在宅ターミナルケアといっても,がんのターミナルは,他の疾患や高齢者のターミナルに比べて病状が急速に進展する。このため医療者は短期間に,身体ケア,心理ケアから死までの経過説明を含む多面的なケアを,24時間体制かつチーム医療で提供していくことが必要となる。
本稿では,進行の早い「がん」のターミナルに焦点を当てた「在宅ターミナルケアを受けるがん患者と家族のための事前説明ブックレット」の作成経緯とその内容について紹介する。
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