特集 看護体制変革期の課題と取り組み
"良い看護の提供"の視点から
斉藤 裕子
1
1新潟南病院看護部
pp.79-82
発行日 1995年3月15日
Published Date 1995/3/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686902164
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はじめに
1994年10月に新看護体系が施行され,当院は増員なしで特3類看護から新看護体系2.5対1(A加算)看護補助体系10対1に移行した.看護職員総数では2対1であるが,看護婦の比率が低いため2対1には該当しなかった.残念であると同時に,人件費との関係について以前にも増して考えさせられた.一方,数年前は看護職員不足で特2類看護の維持が精一杯の状態であったところを,業務改善等により今日に至ったとも考える.民間病院で経営と看護内容の向上の狭間でゆれながらの新看護体系への取組み,今後の課題について考えてみたい.
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