特集 二交替制勤務と管理者の課題
責任ある看護ケアの提供をめざして
鵜飼 昭子
1
,
則松 都子
1
1社会保険宮崎江南病院看護部
pp.326-330
発行日 1996年5月10日
Published Date 1996/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901952
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はじめに
当院看護部では,「看護の精神と,愛の心をもって患者本位の看護を提供し,地域の人々に貢献する」(1983年)という看護の理念の具体化として,患者に気持ちよく治療を受けてもらい,最終的には治療効果をあげ,少しでも大きな満足を感じてもらえることを目標にしている.
こうした看護提供を目標に,教育委員会・業務委員会を中心として,他部門の理解と協力を得ながら環境づくりを進めている.たとえば,注射薬の個別セット化・物品管理方法(定数カート交換方式)・クラークの導入等,ベッドサイドケア充実のための時間捻出に力を入れた.その結果,確保できた時間は確実に看護ケアにつながっている.
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